熱帯低気圧直撃で洪水や地滑り、68人死亡 フィリピン

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冠水した道路をボートなどで移動する人たち=フィリピン南カマリネス州/SIMVALE SAYAT/AFP/Getty Images

冠水した道路をボートなどで移動する人たち=フィリピン南カマリネス州/SIMVALE SAYAT/AFP/Getty Images

(CNN) 週末にかけてフィリピンを強力な嵐が襲い、多数の死者が出た。フィリピンの国家災害リスク軽減管理評議会(NDRRMC)は12月31日、熱帯低気圧「ウスマン」が29日に豪雨をもたらし、壊滅的な洪水とそれに伴う大規模な地滑りが発生したと発表した。

NDRRMCの最新情報によると、死亡者は68人、負傷者数は12人。またビコル地方と東ビサヤ地方では、少なくとも19人が行方不明になっている。

当局によると、ウスマンは約13万人に影響を及ぼし、数十カ所でインフラの破損による停電が発生しているという。

またCNNフィリピンによると、ウスマンの直撃を受け、いくつかの州は当局が緊急時の資金や資源を迅速に利用できるよう、災害宣言を発令したという。

ロイター通信によれば、飛行機の国内便やフェリーに欠航が発生し、空港や海港、バスターミナルで数千人の旅行者が足止めを余儀なくされた。

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