カナダ・トロント銃乱射、容疑者の身元特定 犠牲者2人に

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警察がギリシャ人街の現場を検証する様子=23日朝/COLE BURSTON/AFP/Getty Images

警察がギリシャ人街の現場を検証する様子=23日朝/COLE BURSTON/AFP/Getty Images

(CNN) カナダ東部オンタリオ州トロントで22日夜に発生した銃乱射事件を調べている捜査当局は24日までに、容疑者の身元を特定したと発表した。事件では計15人が撃たれ、このうち2人が死亡した。

同州の特別捜査チームによると、銃を乱射したのはトロント在住のファイサル・フセイン容疑者(29)。当局はすでに家族から事情を聴いた。容疑者本人は死亡したが、警官または自身のどちらによる銃撃だったかは不明。24日に検視が予定されている。

銃撃で10歳の女児と18歳女性が死亡し、13人が負傷した。捜査当局は負傷者らの回復を待って事情聴取を進めている。

現場は北米随一とされるギリシャ人街の一角。この夜も食事や買い物に訪れた家族連れでにぎわっていた。

トーリー市長は、日曜の夜を楽しんでいた罪のない市民が犠牲になったことに「強い怒り」を示し、「銃を簡単に入手できることが問題だ」と指摘した。

カナダの民放、CTVが今月伝えたところによると、トロント市内では8日までに200件以上の銃撃が発生し、26人が死亡していた。昨年の同じ期間に起きた銃撃事件は188件、死者は17人だった。

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