カタルーニャ州の前首相、ドイツで拘束 独立派は抗議デモ

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スペイン・カタルーニャ州のプッチダモン前州首相がドイツで身柄を拘束された

スペイン・カタルーニャ州のプッチダモン前州首相がドイツで身柄を拘束された

(CNN) スペイン・カタルーニャ州の首相として独立運動を率いていたプッチダモン氏が25日、ドイツで身柄を拘束された。州都バルセロナでは、独立派の住民らが同氏の拘束に抗議するデモを展開した。

プッチダモン氏の弁護士によると、同氏はフィンランドから滞在先のベルギーへ戻る途中、デンマークとドイツの国境を越えたところで止められ、ドイツ国内の警察署に拘束されている。

プッチダモン氏は昨年10月、カタルーニャの独立をめぐる住民投票を主導。結果を受けて独立を宣言したが、スペイン中央政府によって反乱や扇動、公金流用などの罪に問われ、それ以降ベルギーに滞在していた。

26日の抗議デモには独立派の住民ら数千人が参加してカタルーニャの旗や横断幕を掲げ、夜には欧州委員会の事務所に向かった。

州警察の報道官は、デモの参加者1人が警官に物を投げ付けて拘束されたと述べた。州警察はその後、デモ中に4人が拘束されたと発表した。緊急対策当局によると、50人前後が軽いけがで手当てを受けた。

中央政府はカタルーニャの直接統治を宣言している。プッチダモン氏がベルギーに逃れてから、同州はトップ不在の状態が続いている。

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