マレーシア火災、元生徒7人を拘束 犠牲者の身元確認難航

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火災現場を調べる警官

火災現場を調べる警官

クアラルンプール(CNN) マレーシアの首都クアラルンプールで14日早朝に起きた火災で、18歳以下の少年7人が拘束されたことが17日までに分かった。

国営ペルナマ通信が伝えた警察責任者の記者会見によると、拘束されたのは11~18歳の少年。この学校から退学した元生徒たちだという。

火災では生徒21人を含む23人が死亡し、少なくとも7人が負傷した。負傷者のうち4人は重傷を負った。遺体は損傷が激しく、身元確認が難航している。これまでに13~17歳の生徒の身元が判明した。

当局の報道官によると、建物の窓には格子が取り付けられ、さらに2つの非常口のうち1つは改修工事で使えなかったため、ほとんどの生徒が脱出できなかった。

当局は漏電による火災の可能性もあるとみて、原因を詳しく調べていた。

建物はイスラム教の聖典「コーラン」を教える宗教学校の校舎として使われていた。都市福祉・住宅・地方自治相によると、学校は当局の審査を受けている最中で、正式な認可のない状態で授業をしていたという。

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