メイ英首相、内相時代の警官人員削減で追及受ける

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ロンドン橋にはコンクリートのバリケードが設置された

ロンドン橋にはコンクリートのバリケードが設置された

ロンドン(CNN) メイ英首相は5日、8日の総選挙に向けた遊説先で、内相時代に警官の人数を2万人以上削減していたことについて記者団から追及を受けた。これに対し、メイ氏は当時、テロ対策関連法を多数導入したと強調。警察の予算も十分に確保されてきたと反論した。

英国では3日、ロンドン中心部のロンドン橋周辺でテロ事件があり、7人の死者が出ている。

最大野党・労働党のコービン党首はこの問題をめぐってメイ氏の退陣を求め、自身が首相に就任した場合は新たに1万人の警官を採用すると約束した。

警察は事件を受け、ロンドン市内の橋の安全対策を強化すると表明。5日には一部の橋に、車道と歩道を隔てるコンクリートのバリケードが設置された。

ロンドンのカーン市長は同日、実行犯らの「卑劣で邪悪」な行為を非難した。イスラム教徒の同氏はまた、「3人の実行犯が私の信仰する宗教を犯行の口実に使っていることに強い憤りを覚える」と述べた。

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