米SEAL隊員が襲われ死亡、通訳など2人負傷 ソマリア

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ソマリア首都近郊のシャバブ拠点付近で米SEAL隊員が死亡した

ソマリア首都近郊のシャバブ拠点付近で米SEAL隊員が死亡した

(CNN) 米軍のアフリカ軍司令部は5日、アフリカ東部ソマリアでソマリア政府軍の作戦に助言など与えていた米軍兵士らが襲撃され、1人が死亡、2人が負傷したことを明らかにした。

米国防総省当局者によると、死亡したのは米海軍特殊部隊SEALの一員。ソマリアに拠点を築くアルカイダ系過激派「シャバブ」の掃討作戦に同行し、助言などしていたとみられる。

標的としていたシャバブ拠点の敷地近くにヘリコプターで到着した後、小火器による攻撃を受けたという。応戦し、敵兵力を迅速に無能力化したとしている。

負傷者2人には米国籍を持つ通訳1人が含まれる。襲撃が起きたのは首都モガディシオから西方へ40マイル(約64キロ)離れたシェベリ地方。

米軍当局者によると、内乱が続くソマリアで米軍兵士が死亡したのは1993年以降では初めて。同年には米軍のヘリコプター2機が武装勢力に撃墜され、その後の戦闘で米軍兵士18人が死亡していた。

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