イスラエル、入植地でさらに3000戸の住宅建設へ

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新しいプレハブ住宅が建設されているのが見える

新しいプレハブ住宅が建設されているのが見える

エルサレム(CNN) イスラエル政府はヨルダン川西岸のユダヤ人入植地で新たに3000戸の住宅を建設する計画を承認した。ネタニヤフ首相とリーベルマン国防相が31日深夜、エルサレムで発表した。

同国では先週、過去数年で最大級の規模となる2500戸の住宅建設計画が承認されたばかり。入植活動の拡大に対し、パレスチナや欧州連合(EU)から批判が集中している。

リーベルマン国防相はフェイスブックを通し、西岸地区に「本来の生活」が戻りつつあると述べた。

3000戸のうち2000戸はただちに建設を始めるが、残る1000戸はまだ設計段階にあるという。

一方、西岸のアモナ入植地では、同国最高裁が違法と判断したことを受け、入植者がまもなく退去することになっている。

米国のオバマ前政権は昨年末、イスラエルに入植活動の即時停止を求めた国連安全保障理事会の決議案に拒否権を行使せず、採決を棄権。イスラエルはこれに強い反発を示していた。しかし1月に発足したトランプ政権は一転して、入植活動を容認する立場を示している。

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