「インドではスカートはかないで」 観光相の発言に非難集中

実際のパンフレットにスカートへの言及はない

実際のパンフレットにスカートへの言及はない

(CNN) インドを訪れる女性は安全のためにスカートの着用を控えるべきだ――。女性への性暴力が後を絶たない同国で、シャルマ観光相の発言が非難を浴びている。

シャルマ氏は、インドを訪れる観光客向けの新たな配布物を紹介した際、「カードには注意事項が書いてある。夜1人で外出するなとか、スカートをはくなといったことだ」と述べた。実際のパンフレットにスカートへの言及はない。

この発言に対して、政府は女性に責任を押し付けていると批判する声が相次いだ。

インドでは外国人女性が性的暴行の被害に遭う事件が続発している。法改正によって強姦(ごうかん)の定義を拡大し、のぞきやストーカー行為も厳しく処罰するなどの措置は取られているものの、政府の対応が不十分との批判は絶えない。

インドはそもそも、犯罪全般に対応する条件が整っていない。法医学研究所が不足し、人口に対する警官の人数は世界最低レベル。弁護士や判事も必要人数をはるかに下回っている。

シャルマ氏は29日、「私には2人の娘がいる。女性たちの服装を指図するつもりはない」などと弁明した。

同氏は昨年、女性の夜間外出についても「ほかの所では問題ないかもしれないが、インドの文化ではない」と発言して物議を醸していた。

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