EU原加盟6カ国外相が会合、英に早急の離脱手続き要請

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これに対して欧州議会のシュルツ議長は、キャメロン氏は続投する間、「欧州大陸全体を人質に取る」ことになると、厳しく批判した。

一方、ドイツのメルケル首相は25日、英国はまだ離脱手続きを始めたわけではないと指摘。「英国が現在もEUの正式メンバーとして全ての権利と責任を持つことを、昨日キャメロン首相とも確認した」「投票の結果は残念だったが、だからといって交渉に特別険悪な態度で臨む理由はなく、適切に対応する必要がある」と述べた。

残留派が多かった英北部スコットランドのスタージョン自治政府首席大臣は25日、閣僚らと会合を開き、独立の是非を問う国民投票の再実施を真剣に検討していると改めて強調。「EU内におけるスコットランドの位置」を守るため、各機関や加盟各国との協議をただちに開始したいと語った。

欧州委員会では、英国出身で残留派のヒル委員が25日、離脱派の勝利を理由に辞任を表明した。声明で「大きな失望」を示し、「一度起きてしまったことは取り返しがつかない」と述べた。

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