バグダッドで爆弾テロ続発、46人死亡

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バグダッド市内や近郊を標的としたテロ攻撃が後を絶たない

バグダッド市内や近郊を標的としたテロ攻撃が後を絶たない

11日にはバグダッド市内で複数の爆弾が爆発し、少なくとも90人が死亡。翌日は同市の警察署で2人が自爆し、警官3人が死亡した。

13日にはバクダッドから北へ約80キロ離れたバラドの喫茶店がISISによる銃撃を受け、20人の死者が出た。

週末にはバグダッド南郊で車爆弾により2人が死亡、同市北郊にあるガス工場での爆発で10人が死亡した。

同国では政情不安で生じた治安の空白に乗じ、テロリストらが新たな攻勢に出ているとみられる。一方で米軍主導の有志連合はISIS拠点への空爆を続け、イラク政府軍はISISに占拠されていた中部ティクリートやラマディをすでに奪還。ISISがイラク最大の拠点とする北部モスルの奪還作戦も計画している。

中東研究の専門家、カーク・ソーウェル氏は先週、CNNとのインタビューで「ISISの軍事力は下り坂で、支配地を維持するだけの部隊がない状態だ」と指摘。「ただあいにくなことに、民間の標的を狙ったテロ攻撃は彼らの得意分野だ」とも語っていた。

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