シリア和平協議、国連特使が反体制派と会談

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HNCはシリアの元首相リヤド・ヒジャブ氏(写真)からイスラム強硬派までそろう

HNCはシリアの元首相リヤド・ヒジャブ氏(写真)からイスラム強硬派までそろう

しかし危機打開は容易ではない。シリアのアサド大統領は退陣するそぶりを見せず、反体制派は44年続いたアサド家による支配の終結を求めている。

和平協議は当初の予定では先週から始まるはずだったが、反体制派の代表選びを巡る協議のために日程がずれ込んだ。HNCには首相経験者からイスラム強硬派まで幅広い関係者が含まれる。

反体制派はアサド政権に対し、空爆の中止、政府に拘束された人物の解放、包囲された地域への人道援助受け入れを求めている。

和平協議でシリア政府代表を務めるジャファリ国連大使は31日、反体制派の要求について「非常に重要な議題になる。シリア国民として我々の間でも話し合う」と述べ、検討する意向を示した。

ジャファリ大使はまた、「個人との対話はしない。テロリストとも対話しない」と述べる一方、「誰がテロリストなのか、誰が反体制派なのかを見分けるのは難しい」とも指摘した。

ロシアのノーボスチ通信は外務次官の話として、ロシア代表団は1日にジュネーブでデミストゥラ特使や米国の代表団と会談すると伝えていた。

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