英でもジカ熱感染者 エルサルバドルは中絶禁止の撤回訴え

2016.01.25 Mon posted at 12:10 JST

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(CNN) 英公衆衛生当局は25日までに、中南米への渡航経験がある英国人3人が、小頭症との関連が指摘されている感染症のジカ熱と診断されたことを明らかにした。一方、中米エルサルバドルでは中絶禁止の撤回を求める声が強まっている。

英当局によると、ジカ熱の感染が確認された3人は、それぞれコロンビア、スリナム、ギアナへの渡航歴があった。それ以上の詳細は明らかにしていないものの、当局では「ジカ熱は人から人へは感染しない」と強調している。

ジカ熱を巡っては、米疾病対策センター(CDC)が妊婦に対してブラジルやコロンビアなど中南米諸国の訪問を自粛するよう勧告すると共に、妊娠中にこうした国を訪れた女性はジカ熱の検査を受けるよう呼びかけていた。

ジカ熱は蚊が媒介する感染症で、中南米で急増している新生児の小頭症との関連も指摘されている。

エルサルバドルやジャマイカ、南米コロンビアではジカ熱の流行を受け、政府が女性に対して2年間は妊娠しないよう異例の勧告を行った。

エルサルバドルでは女性団体が今回の事態を受け、政府に対して人工妊娠中絶禁止の撤回を求めた。同国は1998年以来、人工妊娠中絶を全面的に禁止しており、女性が強姦被害に遭った場合や母体が危険にさらされる場合も含め、一切の例外は認められていない。

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