象牙密輸の「悪魔」を逮捕、「女王」に続き タンザニア

2015.11.01 Sun posted at 15:27 JST

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(CNN) ゾウの保護運動団体「エレファント・アクション連盟」などは1日までに、アフリカ東部タンザニアでゾウ密猟の複数のシンジケートを築いた首謀者とみられる男が逮捕されたことを明らかにした。

同国の最大都市ダルエスサラームの倉庫内で捕まったのは「悪魔」の通り名でも知られ、指名手配中だったボニフェース・マシュー・マリアンゴ容疑者(45)。タンザニアで多国間重大犯罪の取り締まりに当たる国家捜査当局が拘束した。

同容疑者は過去に逮捕の試みから複数回逃れていたという。タンザニアの首都で拘束中で、事件審理の開廷を前に尋問を受けているとされる。

エレファント・アクション連盟の幹部によると、同容疑者はタンザニアで先月初旬に逮捕された、「象牙の女王」の異名を持つ中国人の女と多数回にわたって密輸などで結託していたとみられる。

この女はヤン・フェン・グラン容疑者(66)で、アフリカ東部で過去10年内に逮捕された象牙密輸犯の中では最大の大物とされた。同容疑者はアフリカ東部と中国を結ぶ供給ルートを約10年にわたって動かしていた。このルートに関与していた供給業者の多くも10月初めに摘発されていた。

同連盟によると、グラン容疑者は1975年、中国がタンザニアで鉄道建設に協力した際、スワヒリ語と中国語の通訳としてタンザニアに入国。象牙密輸は2006年から始めたとされる。

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