別の米国人医師も不法な狩猟の疑い ジンバブエ

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(CNN) ライオン「セシル」を射殺した米国人歯科医の身柄引き渡しを求めているジンバブエ当局が、これとは別に不法な狩猟が発覚したとして、米ペンシルベニア州の医師を名指しした。

ジンバブエの野生生物管理当局によると、米国人医師は案内人を雇い、当局の許可なしで狩猟を行ったという。動物の種類は不明。当局は案内人を逮捕したが、今のところ医師を起訴したり、引き渡しを要求したりはしていない。CNNは医師の名前の公表を控えている。

同国のワンゲ国立公園では7月、英オックスフォード大学の研究対象にもなっていた人気者のセシルが射殺された。当局はこれを受け、同公園以外でのライオンやヒョウ、ゾウの狩猟を一時的に禁止して、狩猟業界の実情を調べていた。新たな不法行為はこの過程で発覚したという。

セシルの死をめぐっては、米ミネソタ州の歯科医とその案内人、現場の土地所有者が密猟の罪に問われている。歯科医らはセシルをえさで誘い出し、管理担当者に聞こえないよう弓矢を使って殺害したとされる。

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