中国当局、英国人観光客など9人拘束 テロ関与の疑い

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内モンゴル自治区オルドス市郊外の砂丘を歩く観光客=2013年7月

内モンゴル自治区オルドス市郊外の砂丘を歩く観光客=2013年7月

北京(CNN) 中国の内モンゴルで遺跡観光ツアーに参加していた外国人グループの9人が当局に拘束され、11人が国外退去処分となった。当局やツアー主催団体が15日に明らかにした。

ツアーを主催した南アフリカの慈善団体によると、拘束された一行はテロ組織に関与した疑いや、ホテルの自室で宣伝ビデオを見た疑いがかけられている。

中国外務省は、外国人20人が法に違反したり犯罪を犯したりした疑いがあると発表した。拘束理由については、まだ捜査中であることを理由に明らかにしなかった。

慈善団体によれば、この20人の内訳は南アフリカ人10人、英国人9人、インド人1人。47日かけて中国の遺跡を巡るツアーに参加していて、10日に内モンゴルのオルドス空港で警察に止められたという。拘束が明らかになったのは2日後の12日だった。

同団体は拘束された9人について、テロとは無関係で犯罪歴もないとして釈放を求めている。

在中国英大使館は、英国籍の9人と、南アフリカとの二重国籍者2人が拘束され、6人が国外退去させられたことを確認した。

南アフリカ国際関係協力省によると、南アフリカ人は5人が国外退去となり、5人が中国に残っているという。

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