クローゼットに2日間隠れる、学生を救出 ケニア大学襲撃

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生存者に聞く ケニア大襲撃

ケニア東部ガリッサ(CNN) ケニア東部ガリッサで2日に起きた大学襲撃事件で、学生寮のクローゼットに隠れて生き延びた女子学生(19)が4日に救出された。

この学生は同日、CNNとのインタビューで、寮に逃げ込んだ時の状況を振り返った。犯人グループに追われて自室のクローゼットへ逃げ込み、衣服の中に身を隠したという。

同室の学生2人はベッドの下に隠れた。追ってきた犯人らが2人を見つけ、「イスラム教の言葉」を知らないなら横になれと命じたという。

続いて銃を乱射する音が聞こえた。学生は恐怖のあまり、目を開けられなかったという。

それから2日間、クローゼットの中でじっとしていた。水の代わりにボディーローションを飲んで生き延びた。事態の収束後、かなり時間がたってから警官がやって来ても、信じようとしなかった。大学の総長の説得でようやく、外へ出ても大丈夫だと確信することができたという。

襲撃では150人近い死者が出た。犯行声明を出したイスラム過激派「シャバブ」は4日、ケニア国内でさらに攻撃を続けると警告した。

ケニアのケニヤッタ大統領は4日のテレビ演説で、事件の計画や資金作りにはケニア国民も加担していたと指摘。シャバブは国の存続にかかわる脅威だと述べ、徹底抗戦の構えを示した。

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