クリミア併合時に「核の用意も」 プーチン大統領

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プーチン大統領は番組の中で、ヤヌコビッチ前大統領が追放されるまではクリミアをウクライナから分離させることなど考えていなかったと述べた。

「クリミアの人々を民族主義のブルドーザーにひかれるままにしておくわけにはいかない」との思いから具体的な指示を出したが、同時に「これが住民の願いだと確信できることが必須条件だ」と強調したという。

プーチン大統領はまた、ヤヌコビッチ前大統領を追放した勢力には米国が背後で加担していたとの見方を改めて示し、「制裁はクーデターを画策した者にこそ科すべきだ」と主張した。

インタビューがいつ収録されたのかは明らかでない。プーチン大統領を巡ってはこの数日間、動静が報じられないとして健康不安説も流れていたが、16日には本人が再び公の場に姿を見せた。

クリミアの住民投票からちょうど1年がたった16日、ドイツのメルケル首相はポロシェンコ・ウクライナ大統領との会談後の記者会見で、ロシアによるクリミア併合は違法だと改めて主張した。

メルケル首相はウクライナ政府軍と親ロシア派の戦闘が続く東部ルガンスク、ドネツクの情勢についても、先月成立した停戦合意が完全に履行されなければ、EUはロシアに追加制裁を科す用意があると述べた。

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