HIV集団感染の疑い、陽性反応100人以上 カンボジア

香港(CNN) カンボジア北西部バタンバン州のロッカー村でエイズウイルス(HIV)の集団感染の疑いがあり、カンボジアのフン・セン首相が調査を求めた。

地元メディアによると、感染症例はすでに100件を超えており、無免許医が使用した汚染された注射針によって感染が広がったと見られる。

先週、ロッカー村で複数のHIV感染が報じられて以来、パニックに陥った800人以上の村民がHIV検査を受けた。カンボジアの国立エイズ対策機構(NAA)によると、これまでに106人に陽性反応が出ているという。

フン・セン首相は18日のテレビ演説で「この問題の徹底的な調査を求める」と語った。

カンボジア保健省、世界保健機関(WHO)、国連合同エイズ計画(UNAIDS)は、さらなる調査の実施と、村民に無料の検査・治療を提供するため、現地に調査・医療チームを派遣した。

UNAIDSの推計によると、カンボジアのHIV感染者は現在7万6000人。同国はAIDS対策で高い評価を受けており、UNAIDSによると、新たなHIV感染は2005年の3500件から2013年には1300件と、67%も減少したという。

フン・セン首相は先週、2020年までに新たなHIV感染を止めると公約。カンボジア政府は2015年から17年まで、370万ドル(約4億4000万円)の公的資金をHIV治療に割り当てる。

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