米軍機、イラク北部でイスラム過激派を空爆

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また空母「ジョージ・H・W・ブッシュ」など、米海軍の複数の軍艦もペルシャ湾で待機しており、当局によると8日の最初の空爆を行ったFA18戦闘機も同空母から出動したという。

しかしイラクでは依然として「イスラム国」が勢力を拡大し続けており、3日には同国北西部に位置するイラク第2の都市モスル近くの同国最大の水力発電ダムが「イスラム国」に制圧されたと報じられた。あるクルド人当局者によると、「イスラム国」の兵士らは、M1エイブラムス戦車など、イラク軍から奪った米国製の武器を使用しているという。

一方、イラク北部シンジャルで8日、イラク軍が空爆を行い、「イスラム国」の兵士45人が死亡、60人が負傷したとイラクの国営メディアが報じた。

シンジャルは先週、「イスラム国」に制圧され、クルド系少数民族ヤジディの住民数万人が水も食料も住居もない状態で山間部への避難を余儀なくされており、「イスラム国」による大量虐殺の可能性が懸念されている。

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