サッカー女子のフィンランド代表、誤って51歳の元代表招集し謝罪 同姓の23歳選手と間違う

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同姓の選手と間違われ、代表に招集されなかった23歳のナンネ・ルースカネン選手/Bildbyran/Sipa USA/AP

同姓の選手と間違われ、代表に招集されなかった23歳のナンネ・ルースカネン選手/Bildbyran/Sipa USA/AP

(CNN) サッカー女子のフィンランド代表チームを統括するオウティ・サーリネン氏はこのほど、誤って51歳の選手を招集したとして謝罪した。本来選出すべき23歳の選手と同じ姓だったため、間違いが生じたという。

セルビア代表との間で4日に行われた欧州サッカー連盟(UEFA)の公式戦に招集されたのは、スウェーデンのクラブ、ユールゴーデンに所属するディフェンダーのナンネ・ルースカネン選手ではなく、元代表のスティナ・ルースカネン選手だった。

この手違いは期限の前に修正することができなかった。結果的に今回の代表チームに名を連ねたのはスティナ・ルースカネン選手の方となり、ナンネ・ルースカネン選手はチームから外れた。

サーリネン氏はフィンランドサッカー協会のウェブサイトに掲載した声明で「ナンネは当然ながら落胆していたが、事情を考慮した上で、この知らせを非常に冷静に受け止めていた」と述べた。

その上で「この間違いについて、心から申し訳なく思う」と謝罪した。

スティナ・ルースカネン選手が最後に代表戦でプレーしたのは29年前。その時は2試合に出場した。現役を引退してから何年も経過しているが、本人は今回の招集に上機嫌で応じた。

「もし呼ばれるなら、間違いなく準備はできている。つい昨日、趣味で参加しているリーグ戦の試合に出場したばかりなので(中略)、プレーの感触はつかめている」。ロイター通信によればスティナ選手は地元紙の取材にそう語った。

試合の結果、フィンランドはホームでセルビアと1-1で引き分け、UEFAネーションズリーグのグループリーグで首位に立つチャンスを逃した。

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