代理出産でダウン症児、豪夫婦が引き取り拒否

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ダウン症の赤ちゃんを代理母が引き取り

(CNN) 代理出産で生まれた男女の双子のうち、ダウン症の男児の引き取りを依頼人が拒否したとされる問題で、依頼人の夫妻が友人を通し、代理母のタイ人女性の話は事実でないと主張している。

タイで双子を出産したパッタラモン・チャンブアさん(21)は、代理出産を依頼したオーストラリア人の夫妻が女児だけを引き取ったため、ダウン症のギャミー君は自分が育てることにしたと、国内外のメディアに語った。インターネットを通した募金では、代理出産の報酬をはるかに上回る額の支援が寄せられている。

依頼人の夫妻が住む西オーストラリアのバンベリー・メール紙が匿名の友人の話として伝えたところによると、夫妻はこうした報道にショックを受けているという。

夫妻は当初、ギャミー君の存在を知らなかったと主張していた。しかし友人によれば、ギャミー君については出生時の容体が非常に悪く、長くて1日しかもたないと聞かされたため、連れて帰れなかったという。

パッタラモンさんが当初の約束とは違う病院で出産したため、代理出産の契約が無効となり、パッタラモンさんが心変わりすれば子どもを2人とも手放さなければならないという恐れもあったと、夫妻は話している。タイの軍事クーデターで同国内が混乱していたことも背景にあるという。

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