イスラエルのシャロン元首相、死去

2014.01.12 Sun posted at 09:32 JST

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(CNN) 8年前に脳卒中で倒れて昏睡状態となり、今年に入って容体悪化が伝えられていたイスラエルのシャロン元首相が11日、テルアビブ郊外にある入院先の病院で死去した。85歳だった。

シャロン氏は軍司令官として多数の戦績を上げた後、1982年には国防相としてレバノン侵攻作戦を率い、アラブ世界から「ベイルートの殺人者」と非難された。作戦中に起きたパレスチナ難民虐殺事件の責任を問われて辞任に追い込まれたが、まもなく政界に復帰。右派野党リクードの党首だった2000年に、エルサレムの聖地「神殿の丘」を訪問したことを発端に、イスラエルとパレスチナの間で大規模な衝突が起きた。

強硬な政治姿勢から「ブルドーザー」の異名を取ったシャロン氏は、01年に首相に就任。05年には自身が拡大を進めていたユダヤ人入植地からの撤退を唱えてリクードを離党し、中道新党カディマを結成した。首相在任中の06年1月に脳卒中で倒れ、その後意識不明の状態が続いていた。

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