新たに移民船4隻の452人救出 イタリア沖

イタリア沖で難民船転覆

ローマ(CNN) 沖合の地中海で密航船の転覆事故などが相次ぐイタリアの沿岸警備隊当局者は12日、同国南部ランペドゥーザ島周辺で不審な船などの捜索を新たに実施、ゴム製のボートや漁船など4隻を見つけ、計約452人を救出したと述べた。CNNに明らかにした。

同島近くでは11日、船が転覆して不法移民の34人が死亡、200人以上を助け出した。今月3日には船が沈没し358人が死亡する事故もあった。この事故では新たな遺体も発見され続けている。

沿岸警備隊によると、11日の事故判明から数時間後、ランペドゥーザ島から南東へ約145キロ離れた海域で新たな捜索作戦を3度にわたって実施。船2隻から約200人、救助信号を出した別の1隻から72人を助け出した。

また、12日朝には漁船を見つけ、180人を救出した。

国連は生存者の情報を引用し、11日に転覆した船には最大400人のシリアやパレスチナの住民が乗っていたと述べた。

ランペドゥーザ島はアフリカや中東諸国からの不法移民の目的地となっており、イタリア政府は対応に苦慮している。同国海軍は3日の事故を受け、シチリア島とアフリカ沿岸の間の地中海に艦船2隻を追加派遣し、警戒態勢を強化した。

同国のANSA通信は政府筋の情報として、レッタ首相が次回の欧州連合(EU)首脳会議で難民問題を提議する予定と報じた。

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