ネルソン・マンデラ氏の容体が改善、「危篤だが安定」

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ネルソン・マンデラ氏

ネルソン・マンデラ氏

南アフリカ・プレトリア(CNN) 南アフリカの首都プレトリアの病院に入院しているネルソン・マンデラ元大統領(94)について、ズマ大統領は27日、容体は改善していると述べた。

ズマ大統領は病院でマンデラ氏を見舞った後「危篤の状態は続いているものの安定している」との医師団の見解を伝えた。大統領は「昨夜に見舞った時よりかなりよくなっている」と述べた。

マンデラ元大統領は肺の感染症の再発で6月8日から入院している。マンデラ氏の長女は国営南ア放送協会(SABC)に「父は非常に危険な状態で、何が起きてもおかしくない」と語った。「父は触れると今も反応する。最後の瞬間が来るまで私たちは希望を持ち続ける」と長女は述べた。

地元の報道によれば病院の周辺では人々が集まり、ロウソクを灯して元大統領の回復を祈ったり踊ったりした。SABCによれば、アフリカ民族会議(ANC)の青年組織や女性組織の人々も集まり、抵抗運動の際に歌われた歌を歌ったり、近くの道路を行進したりした。

「World」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]