伊大統領選、87歳現職の異例の続投で決着

ナポリターノ伊大統領

ナポリターノ伊大統領

ローマ(CNN) イタリア議会は20日、当選者が決まらず難航していた新大統領選出の投票を改めて行い、現職のナポリターノ氏(87)の続投を決めた。大統領を2期務めるのは同氏が初めて。

新大統領選出の投票は今月18日から始まり、20日には5回目などが予定されていた。投票には上下両院議員と各州代表合わせた計1007人が参加。3分の2の支持票を得て当選となる。

イタリアでは今年2月の総選挙で右派、左派、市民政党の勢力がきっ抗して連立交渉が難航、新政権が依然発足しない異例の事態が続いている。大統領選の混乱もこの政局を反映していた。

ナポリターノ氏の続投決定で、政治危機の打開にめどがつく可能性もある。ただ、議会内では同氏の再選への反発もあった。

大統領の任期は7年。ナポリターノ氏の1期目の任期切れは5月15日となっていた。

大統領職の大半は儀礼的な性格が強いが、議会の解散権や新首相の指名、組閣要請などの権限を持ち、政局が混迷した時は主導権の発揮を迫られる。ただ、憲法規定により、任期終了の半年前になると議会解散権が失効する。今回の政治危機を受け議会は新大統領の速やかな選出を迫られる結果となっていた。

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