アルカイダ指導者がビデオ声明 反米デモ称賛、抗議呼びかけ

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襲われたリビアの米領事館=2012年9月

襲われたリビアの米領事館=2012年9月

(CNN) 国際テロ組織アルカイダの指導者ザワヒリ容疑者のビデオ声明と称する映像が13日までに複数のイスラム系ウェブサイトに掲載された。エジプトやリビアで起きた反米デモを称賛し、さらなるデモ実施を促している。

ザワヒリ容疑者とされる人物は7分間にわたるビデオ声明で、「米国は個人の自由、言論の自由を口実に、(イスラム教の預言者)ムハンマドを侮辱する動画の制作を許した。その一方で個人の自由に反し、自国の施設に収監したイスラム教徒を虐待している」との批判を展開。デモ参加者らに「米国の罪に報いる闘いを続けよ」と呼び掛け、全イスラム教徒がその後に続くべきだと主張した。ただ、リビア東部ベンガジの領事館襲撃で米大使ら4人が死亡したことには言及していない。

米当局者らによると、ベンガジの領事館襲撃は事前に計画され、ちょうど動画への抗議デモが起きたのに乗じて実施されたとの見方もある。

ビデオが本物かどうかの確認は取れていない。同容疑者は9月にもビデオ声明を出し、その中では内戦状態の続くシリアなどに関心を示していた。

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