ハリス陣営、討論会後24時間で66億円調達 これまでで最大規模
(CNN) 米民主党の大統領候補、ハリス副大統領の選挙陣営は13日までに、10日夜に行われたトランプ前大統領との討論会後の24時間で4700万ドル(約66億3800万円)を調達したと明らかにした。1日の調達額としては、ここまでの選挙戦で最大規模になる。
陣営関係者によると、今回の寄付は約60万人の献金者から寄せられたもので、草の根の支持者が「圧倒的に」大きな原動力になったという。草の根の支持者をどう定義するかについては具体的に明らかにしなかった。
オマリーディロン選対本部長は声明で今回の大規模調達に触れ、「ハリス副大統領のもとに結集する強力な米国民の連合体が11月の選挙の重要性を認識していて、トランプ氏を破るために自らの役割を果たしていることの表れ」だと指摘した。
ただ、「この勢いを当然のように受け取ることはできない」とも付け加えた。
「チーム・トランプの力は侮れない。彼らの強力な資金調達力や、米国民の間に意図的に分断と疑念を植え付ける組織作りの努力を軽視してはならない」と注意を促している。
CNNはこれに先立ち、トランプ氏との討論会で強力なパフォーマンスを披露した後も、ハリス陣営は大統領選が厳しい僅差(きんさ)の戦いになるとの見方を強調していると報じていた。