バイデン氏、米国人活動家めぐり声明 「全く容認できない」

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亡くなったアイシェヌール・エイギさん。今春ワシントン大学を卒業した際の家族写真/Aysenur Eygi Family

亡くなったアイシェヌール・エイギさん。今春ワシントン大学を卒業した際の家族写真/Aysenur Eygi Family

ワシントン(CNN) パレスチナ自治区ヨルダン川西岸で6日、抗議行動に参加していた米国人活動家アイシェヌール・エイギさん(26)がイスラエル軍の銃弾で死亡した問題をめぐり、バイデン米大統領は11日、「全く容認できない」とする声明を出した。

バイデン氏はエイギさんの死に「激しい憤りと深い悲しみ」を表明し、イスラエルに「完全な説明責任」を求めた。初期段階の調査では「無用のエスカレーション」が招いた「悲劇的なミス」の結果であることが示されたと指摘し、引き続きイスラエル、パレスチナ両当局と緊密に連絡を取って調査の動向を把握するとの構えを示した。

バイデン氏はまた、イスラエルはこのような事態の再発を防ぐよう、さらなる対策を講じる必要があると主張した。

ハリス副大統領も声明で「だれであろうと、平和的な抗議デモに参加したために殺されることがあってはならない」と強調。エイギさんへの銃撃は容認できず、西岸地区でのイスラエル軍要員の行動に疑問が生じるのも当然だと述べた。

バイデン氏は10日、エイギさんの死に公の場で初めて言及し、「事故だったようだ」「はね返った銃弾が偶然当たったらしい」とコメント。エイギさんのパートナーは、ホワイトハウスの対応を強く批判する声明を出していた。

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