ハリス氏とトランプ氏の支持率、激戦3州で拮抗 米大統領選
(CNN) 今秋行われる米大統領選で激戦が予想される6州のうち3州で、民主党候補のハリス副大統領と共和党候補のトランプ前大統領の支持率が拮抗(きっこう)していることがCNNとSSRSの最新の世論調査で示された。
ハリス氏はウィスコンシン州とミシガン州でリードしている一方で、アリゾナ州では劣勢に立たされている。ジョージア、ネバダ、ペンシルベニア各州の両氏の支持率はほぼ互角だ。ペンシルベニア州は割り当てられた選挙人の数が6州の中で最も多い。
6州の投票する可能性の高い有権者の平均15%が、誰に票を投じるかまだはっきり決めていないと回答した。投票日まで残り9週となり、大統領選への関心が高まり、特に6州での選挙活動が活発になる中で、かなりの浮動票があることがうかがえる。
州別の支持率は、ウィスコンシン州ではハリス氏が50%とトランプ氏の44%を上回り、ミシガン州でもハリス氏(48%)がトランプ氏(43%)より優勢だった。アリゾナ州では、ハリス氏の支持率は44%でトランプ氏の49%を下回った。
ジョージア州とネバダ州での支持率はハリス氏が48%、トランプ氏が47%。ペンシルベニア州では両氏とも47%だった。
調査は8月に開催された民主党全国大会後に6州で実施された。