ヘイリー氏、共和党指名争いから撤退 米大統領選

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ニッキー・ヘイリー前サウスカロライナ州知事/WCIV

ニッキー・ヘイリー前サウスカロライナ州知事/WCIV

(CNN) 11月の米大統領選に向けた共和党候補の指名争いで、トランプ前大統領の対抗馬であるニッキー・ヘイリー前サウスカロライナ州知事が6日、正式に選挙戦からの撤退を表明した。トランプ氏の支持には言及しなかった。

ヘイリー氏は、多くの州で予備選が行われた前日の「スーパーチューズデー」で15州のうち1州でしか勝利できなかった。結果を受けて、同氏は6日、サウスカロライナ州で演説し「選挙戦を中断する時が来た」と述べた。

演説では、共和党候補の指名を獲得することが確実になったトランプ氏に祝意を送った。トランプ氏が共和党候補になる可能性が高いとしつつ、「トランプ氏を支持しなかった共和党内外の人の票を獲得できるかはトランプ氏次第。獲得することを願っている」と述べるにとどまり、明確な支持は避けた。

ヘイリー氏の撤退表明を受けてトランプ氏は、スーパーチューズデーでヘイリー氏が「記録的な惨敗を喫した」と自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に投稿。ヘイリー氏の支持者に向けて自身への支持を訴えた。

ヘイリー氏は撤退表明するにあたり、米国には多くの困難が待ち受けているとも警告した。また、移民1世である母親が大統領を目指す娘に投票できたのは米国だからこそ、などと戦いを振り返った。

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