米海軍艦、紅海でドローン撃墜 イエメンから飛来か

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アーレイ・バーク級誘導ミサイル駆逐艦「トーマス・ハドナー」=2017年4月1日、米メーン州バース/Mary Schwalm/AP

アーレイ・バーク級誘導ミサイル駆逐艦「トーマス・ハドナー」=2017年4月1日、米メーン州バース/Mary Schwalm/AP

(CNN) 米海軍のミサイル駆逐艦が15日、イエメンから飛来したと思われるドローン1機を紅海上で撃墜した。米国防当局者が明らかにした。

国防当局者によると、アーレイ・バーク級誘導ミサイル駆逐艦「トーマス・ハドナー」は、イエメンから飛来して同艦の方向に向かって来たドローンと交戦した。ドローンが狙った標的は同艦ではなかったと思われる。

国防総省は15日に声明を発表し、トーマス・ハドナーが紅海の公海を航行中、イエメンから飛来して同艦の方向へ向かって来たドローンと交戦したと説明。「ハドナーの乗員が交戦し、米兵の安全を守るためにドローンを撃墜した」とした。米国人の死傷者はなく、同艦にも被害はなかったとしている。

トーマス・ハドナーは、ジェラルド・R・フォード空母打撃群の一部として配備され、交戦があった当時は紅海の南部を航行していた。

この地域で米海軍艦が交戦するのは、ハマスがイスラエルを攻撃した10月7日以来、2度目だった。同月20日にはミサイル駆逐艦「カーニー」が、9時間の間に巡行ミサイル4発とドローン15機を迎撃していた。

米国防総省は、ミサイルを発射したのはイランを後ろ盾とする武装組織フーシだったとの見方を示し、ミサイルはイスラエルを狙って発射された可能性があるとしていた。

米軍と有志連合は10月17日から11月14日の間に、イランを後ろ盾とするイラクとシリアの組織に少なくとも56回攻撃されている。

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