米コーネル大の学生、ユダヤ人脅迫の投稿めぐり逮捕

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米ニューヨーク州イサカのコーネル大学/Bing Guan/Bloomberg/Getty Images

米ニューヨーク州イサカのコーネル大学/Bing Guan/Bloomberg/Getty Images

(CNN) 米ニューヨーク州の名門コーネル大学の学生が、インターネット上でユダヤ系学生らへの脅迫文を投稿したとして逮捕された。

同州北部地区の連邦検察によると、3年生の男子学生(21)が31日に逮捕された。これに先立ち、ホークル知事は同日、州警察が参考人を拘束して事情を聴いていると報告。「公共の安全は最優先課題だ」と述べ、「憎悪、偏見」との闘いを表明していた。

調べによると、容疑者は29日、掲示板サイトのコーネル大学のページで、構内にあるユダヤ教徒向けの食堂を銃撃すると予告した疑い。

大学警察は、容疑者が偏見に基づいて標的を選んだとの見方を示し、ユダヤ系学生や団体の警備を強化した。

米国内では、パレスチナ自治区ガザ地区を実効支配するイスラム組織ハマスとイスラエルの衝突が激化してから、反ユダヤ主義に関連する事件が急増している。特に各地の大学では抗議デモが起きるなど、緊張が高まっている。

コーネル大学のユダヤ人学生は学部課程が3000人、大学院課程が500人で、学生全体の約22%を占める。学内のユダヤ系団体は学生や教職員に、容疑者が犯行を予告した食堂には念のため近づかないよう呼びかけた。

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