米国務長官、ラファ検問所は「開く」 エジプト大統領との会談後

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14日、ガザ地区ラファの国境検問所に集まる人々/Ibraheem Abu Mustafa/Reuters

14日、ガザ地区ラファの国境検問所に集まる人々/Ibraheem Abu Mustafa/Reuters

(CNN) イスラエルが「完全封鎖」を行っているパレスチナ自治区ガザ地区の情勢をめぐり、米国のブリンケン国務長官は15日、ガザ地区のラファにあるエジプトとの国境検問所について、開くとの見通しを示した。ブリンケン氏はこれより前、エジプトのシーシ大統領と会談していた。

ブリンケン氏は「ラファは開かれる。我々は、国連やエジプト、イスラエル、その他の国々とともに、援助を必要としている人々に援助を提供するための態勢を整えている」と述べた。

イスラエルはガザ境界の検問所2カ所を閉鎖し、燃料や電気、水の供給を停止する完全封鎖を実施している。このため、ラファが、ガザ地区の人々を脱出させて物資を送り込むことが実行可能な唯一の出入り口となっている。

各国の当局者が、いつ、どの範囲までラファ検問所を開放することができるのかについて協議を行っている。

ブリンケン氏はサウジアラビアやバーレーン、アラブ首長国連邦(UAE)など各国の首脳と会談。ブリンケン氏は、エジプトのシーシ大統領やサウジアラビアのムハンマド皇太子との会談について「非常に良い会話」ができたと振り返った。

ブリンケン氏は、会談をしたどの国とも、状況の拡大を防ぎ、ガザ地区に閉じ込められている民間人への支援を確保するという米政権との目標を共有していると語った。

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