トランプ氏に米議会襲撃事件の「捜査対象」と通告 特別検察官

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トランプ前大統領/Drew Angerer/Getty Images

トランプ前大統領/Drew Angerer/Getty Images

(CNN) トランプ前米大統領は18日、2020年米大統領選の結果を覆そうとした疑惑を捜査するジャック・スミス特別検察官から、自身が21年の連邦議会襲撃事件の捜査対象となっていることを通告されたと明らかにした。

トランプ氏が自身のソーシャルメディア「トゥルース・ソーシャル」で明らかにしたところによると、連邦議会襲撃事件をめぐる大陪審の捜査対象になっていることを通告する書面を16日夜に受け取った。

トランプ氏は「わずか4日以内に大陪審で証言するよう言っており、これはほぼ逮捕と起訴を意味する」と投稿した。

トランプ氏は今年初めにも、機密文書の不正な扱いに関してスミス氏から捜査対象となっていることを通告する書面を受け取り、その後、起訴された。

今回の通告は、検察が大統領選の結果を覆そうとした疑惑の捜査において、トランプ氏周辺の関係者だけでなくトランプ氏本人の行動に焦点を当てていることを示している。

司法省の規則では、検察が捜査対象となったことを本人に通告することを認めているものの、義務ではない。通告は起訴につながることが多いが、最終的に起訴されない可能性もある。

通告を受けた捜査対象者は、大陪審に証拠を提出したり証言したりできる。

スミス氏は、トランプ氏が大統領選で敗れた州で偽の選挙人を擁立したり、選挙結果を覆そうと当時のペンス副大統領に圧力をかけたりするなど、21年1月6日の連邦議会襲撃につながった一連の動きを捜査してきた。

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