性的少数者に初の「非常事態」宣言 米権利団体

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性的少数者の権利擁護を掲げる活動家が米連邦議会に向けて行進する様子/Andrew Caballero-Reynolds/AFP/Getty Images/File

性的少数者の権利擁護を掲げる活動家が米連邦議会に向けて行進する様子/Andrew Caballero-Reynolds/AFP/Getty Images/File

(CNN) LGBTQ+(性的少数者)の権利擁護を掲げる米国最大の団体「ヒューマン・ライツ・キャンペーン(HRC)」は6日、設立40年の歴史の中で初めて、全米のLGBTQ+にとっての「非常事態」を宣言した。

HRCのケリー・ロビンソン会長は、LGBTQ+の米国人が現在、非常事態下で暮らしているとの認識を示し、実体のある危険な脅威が増大していると指摘。これがLGBTQ+への暴力につながり、安全な州を求めて家族が移転を強いられることも多いと述べた。反LGBTQ+の風潮が広がり、一人ひとりが危険にさらされているとも訴えた。

HRCは同時に、LGBTQ+の旅行者や反LGBTQ+路線の州の居住者らを支援するため、健康や安全、人権に関する情報や各州の法律をまとめたデジタル・ガイドブックを公開した。

先月は、反LGBTQ+法が次々と導入されるフロリダ州への旅行者に向けた警戒情報を更新していた。

HRCによると、全米各地で今年に入り、反LGBTQ+法案が前例のない勢いで成立。LGBTQ+を狙った暴力が続くなか、この問題が来年の大統領選に向けた議論の的にもなっている。

今年成立した反LGBTQ+法の数は、過去最多を記録した昨年からさらに倍増した。

米自由人権協会(ACLU)のデータによると、今年1~3月前後に各地で少なくとも計417件の反LGBTQ+法案が提出された。昨年1年間の合計件数の2倍に相当する新記録だ。

HRCは、このような状況下でも、全米のLGBTQ+が消し去られることは今も将来もあり得ないと強調した。

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