親ロシア派による住民投票は「情報作戦」 米国防総省

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記者会見で答える米国防総省のパット・ライダー報道官/Alex Wong/Getty Images

記者会見で答える米国防総省のパット・ライダー報道官/Alex Wong/Getty Images

(CNN) 米国防総省は20日、ウクライナの親ロシア派の「ドネツク人民共和国(DPR)」や「ルガンスク人民共和国(LPR)」がロシアへの編入の是非を問う住民投票を実施すると発表したことについて、こうした発表はウクライナが成功させた反転攻勢から注意をそらすためのものだと述べた。

国防総省のパット・ライダー報道官は「これは単なる情報作戦だ。ロシア軍が現在置かれている困難な状況から注意をそらすためのものに過ぎない」と述べた。

ライダー報道官は、住民投票についてロシアによる「戦略」の一部だと述べた。

ライダー報道官は、2014年にも同様の事案を目撃したと指摘。最初に代理の当局者が住民投票を実施すると宣言し、それを根拠にウクライナの領土に対して併合という形で正当性を主張しようとするだろうと述べた。

ライダー報道官は、住民投票に信頼性はなく、米国によるウクライナ支援に影響を与えることはないと述べた。

ライダー報道官は、このような偽りの住民投票を信頼する人は誰もいないと指摘。米国も結果を認めることはないとした。

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