未成年者がサル痘に感染、米NY州で初

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米ニューヨーク州で未成年者の「サル痘」への感染が確認された/Mary Altaffer/AP

米ニューヨーク州で未成年者の「サル痘」への感染が確認された/Mary Altaffer/AP

(CNN) 米ニューヨーク州で初めて未成年者が感染症「サル痘」に感染したことが分かった。米国では3例目の未成年者の感染となる。

先週公表された同州のデータによると、感染した子どもは州内在住者だがニューヨーク市内には住んでいない。性別や居住する市区町村、感染の経路は不明。州の保健当局者は、感染者の数が少ないため、患者情報の守秘義務から年齢も公表できないと述べた。

米疾病対策センター(CDC)によると、米国内では既にカリフォルニア州の幼児1人と、非米国居住者の乳児1人の感染が確認された。保健当局は子どもへの感染経路の調査を進めている。

5月に感染が拡大して以降、サル痘の主な感染者は男性と性交渉をする男性だったが、このウイルス自体は密接な肌の接触があれば誰でも感染しうる。

CDCによると、子どもの場合、抱きしめたり授乳させたりする行為や、タオルやベッド、コップなどの共有物を通じて感染が起こりうる。

CDCはサル痘ワクチン「ジンネオス」の子どもへの接種について、特別に拡大された使用手順を通じて可能と発表。子どもに対するサル痘の感染確認や処置、予防に関する医療関係者向けの新指針も策定している。

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