米海軍曲技飛行隊、戦闘機のデモ飛行パイロットに女性を初選出

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米海軍の曲技飛行隊「ブルーエンジェルズ」/Drew Angerer/Getty Images

米海軍の曲技飛行隊「ブルーエンジェルズ」/Drew Angerer/Getty Images

(CNN) 米海軍の曲技飛行隊「ブルーエンジェルズ」は19日までに、来シーズンに向け、戦闘機のデモ飛行パイロットに初めて女性を選出したと明らかにした。

ブルーエンジェルズの声明によると、アマンダ・リー大尉は男性パイロットと共に戦闘攻撃機「FA18E/F」のデモ飛行パイロットに選ばれた。ただ、リー氏は今後、全ての新メンバーに求められる5カ月間の集中訓練プログラムを修了する必要がある。

FA18E/Fはブルーエンジェルズの大半のデモ飛行に参加する航空機6機のうちの一つ。

ブルーエンジェルズは今回、全部で6人の新メンバーを発表。他の新メンバーはイベントの調整役と輸送機C130Jのパイロット、航空整備士官、航空医官の4人で、「退任するメンバーの後任を務める」という。

戦闘攻撃機「FA18E/F」のデモ飛行パイロットに選ばれたアマンダ・リー中尉/Chief Petty Officer Paul Archer/US Navy
戦闘攻撃機「FA18E/F」のデモ飛行パイロットに選ばれたアマンダ・リー大尉/Chief Petty Officer Paul Archer/US Navy

戦闘機のデモ飛行パイロットを務める女性はリー氏が初めてだが、声明では「過去55年あまりにわたり、何百人もの女性が海軍や海兵隊の最良の部分を代表してブルーエンジェルズでの任務に就いてきた」と述べている。

新メンバーは9月に同飛行隊に配属され、11月からフロリダ州ペンサコーラ海軍航空基地とカリフォルニア州エルセントロ海軍航空施設で5カ月の訓練を開始する。

ブルーエンジェルズは1946年創設。毎年、米国各地のさまざまな航空ショーでパフォーマンスを披露している。

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