米シカゴ郊外の銃乱射、容疑者が犯行認める 別の現場での銃撃も検討

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クリモ容疑者が拘束された後、車内で見つかった銃器/Lake County Major Crime Task Force

クリモ容疑者が拘束された後、車内で見つかった銃器/Lake County Major Crime Task Force

銃乱射は別の現場でも起きていた可能性があった。警察の報道官によれば、クリモ容疑者はイリノイ州での銃撃の後、車でウィスコンシン州マディソンに向かい、現地での襲撃を考えていたという。

コベリ氏は6日の聴聞会の後で記者団に対し、当時のクリモ容疑者がマディソンで行われていた祝賀イベントを目にしたと説明。車内にある銃器を使って再び銃乱射事件を起こすことを真剣に考えたと述べた。車内にはその時およそ60発の弾丸があったという。

コベリ氏によれば容疑者が当初からマディソンへ移動し、新たな銃撃を行う計画を立てていたことを示す情報はない。事前によく考えての行動ではなく、下調べもしていなかったとみられる。

クリモ容疑者の動機について、コベリ氏は発言を控え、同容疑者が捜査員に語った具体的な内容には踏み込みたくないと述べた。

その上で現在当局が入手している情報の中に、人種や宗教の絡んだ動機の存在を示唆するものはないと語った。

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