保安検査で銃を見落とした可能性、乗客そのまま搭乗か 米空港

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ハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港を利用する旅行者ら/Camilo Freedman/SOPA Images/LightRocket/Getty Images

ハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港を利用する旅行者ら/Camilo Freedman/SOPA Images/LightRocket/Getty Images

(CNN) 米ジョージア州のハーツフィールドジャクソン・アトランタ国際空港で、銃の入ったかばんが保安検査で見落とされた可能性があることが分かり、米運輸保安庁(TSA)が調査に乗り出した。

関係者はCNNに、同空港の乗客が7日、銃の入ったかばんを持って航空機に搭乗した可能性があると語った。

この日行われた機内持ち込み手荷物の検査では、火器の可能性がある物品が検知されていたという。しかし2度目の検査では装置を通してもアラームが鳴らなかったことから、乗客はこのかばんを持ってそのまま検査場を通過した。

TSAは手荷物の内容を確認したわけではなく、乗客の身元も分かっていない。

TSAは、ハーツフィールドジャクソン・アトランタ国際空港のTSA保安検査場で火器を見落としたという未確認の報告があると発表。定期的に行っている事後の画像点検でこの問題を発見したと述べ、その時点で乗客は恐らく搭乗していたと説明した。

問題のかばんはアラームが鳴ったことから選別されたが、手作業による詳しい検査に回すという適切な対応が行われることはなく、係員が再度検査装置を通過させた結果、今度はアラームが鳴らなかった。これは人為ミスではなく、技術的な不具合が原因だったと思われる。

TSA広報は、この問題について調査していることを確認した。

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