米カリフォルニア州のマスク着用義務、15日から緩和 学校では継続

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
カリフォルニア州の学校では引き続きマスク着用を義務付ける/Paul Bersebach/Orange County Register/Getty Images/FILE

カリフォルニア州の学校では引き続きマスク着用を義務付ける/Paul Bersebach/Orange County Register/Getty Images/FILE

(CNN) 米カリフォルニア州で15日から、新型コロナウイルスのワクチン接種を条件として、屋内の公共の場でマスク着用を義務付けた規定が緩和される。州保健当局はその前日の14日、学校では引き続きマスク着用を義務付けると発表した。

同州のマーク・ガーリー保健福祉局長は14日の記者会見で、学校でのマスク着用義務に変更はないと強調した。

その上で、学校でのマスク義務付けに関する今後の変更については、今月28日にデータや状況を改めて検証すると説明した。当局は症例数や入院数、ワクチン接種率、国内や世界の動向などを考慮する方針。

現在のデータに基づくと、カリフォルニア州の状況は学校でのマスク義務付けを緩和できる段階に近づきつつある。

ガーリー局長は、児童や生徒のワクチン接種率引き上げを優先する考えを示した。

米国では新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の感染拡大が収束しつつあることを受けて先週、コネティカット、ニュージャージー、デラウェア、オレゴンの4州が学校でのマスク義務付けを解除する時期を決めたと発表していた。

米小児科学会の14日の統計によると、全米で先週確認された子どもの新規症例数は、前の週の7日間平均に比べて50%以上減少した。ただし依然として、昨年のデルタ株のピーク時の水準を上回っている。

「新型コロナウイルス」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]