シカゴの公立学校、4日目の閉鎖 感染対策で市と教組の溝埋まらず

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シカゴ公立学校区が4日目の閉鎖に入る/Scott Olson/Getty Images

シカゴ公立学校区が4日目の閉鎖に入る/Scott Olson/Getty Images

(CNN) 米イリノイ州シカゴの公立学校は先週に続き、10日も閉鎖状態が続く見通しとなった。新型コロナウイルス感染対策をめぐって市当局と対立するシカゴ教員組合(CTU)が9日、保護者らに通知した。

CTUは通知の中で、市当局と終日交渉を続けたが、授業再開に向けた十分な進展はなかったと主張。その後も徹夜で交渉に臨む構えを示し、進展があれば報告すると述べた。

シカゴ公立学校区(CPS)は児童・生徒数34万人と、全米で3番目の規模。CTUは4日夜の採決で、感染への懸念を理由に対面授業を拒否し、5~7日の授業を中止するとの決定を下した。

8日にはCTUがライトフット市長に、12日から遠隔授業を始め、検査体制などを強化したうえで18日から対面授業を再開するという案を提示した。

これに対してライトフット氏とCPSの責任者が共同で声明を出し、既存の感染対策によって安全は確保されていると説明。できるだけ早く対面授業を再開する必要があると強調した。

授業が停止されている現状について、市当局はCTUによるストライキとの認識を示した。一方CTU側は、教師が感染数がピークを過ぎるまでリモートでの就業を希望しているのに対し、学区全体が閉鎖されて教師が締め出されるロックアウトの状態だと主張する。

教師たちからは「生徒が校舎に入る前に検査を受けてほしいだけ」「生徒の安全と、私自身や家族の安全を確保したい」などの声が上がっている。

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