病院スタッフがワクチン義務付けに抗議 米ヒューストン

病院側のワクチン義務付け、スタッフが抗議 米

(CNN) 米テキサス州ヒューストンの病院がスタッフ全員に新型コロナウイルスワクチンの接種を義務付けたのに対し、一部のスタッフが差し止めを求める訴えを起こし、抗議運動を展開している。

ヒューストン・メソジスト病院は計2万6000人のスタッフ全員に対し、今月7日までにワクチンを接種することを義務付けた。原告の1人によると、方針に従わないスタッフは2週間の停職、その間に接種を受けなければ解雇となる。

これに対してスタッフ100人以上が先月28日、ワクチンはまだ実験段階で当局の正式な承認を得ていないとして提訴した。7日は一部のグループが終業時に集まって抗議した。

同病院は全米の主要医療機関のトップを切って、3月31日にまず経営陣からワクチンを義務付けた。7日にはスタッフのほぼ100%が接種に応じたと発表していた。

マーク・ブーム最高経営責任者(CEO)は8日、CNNとのインタビューで、現在200人弱が停職中だと述べ、2週間以内に接種しない場合は解雇する方針を改めて示した。接種を拒否するスタッフに対しては、患者の安全を第一に考えるというプロとしての理念に背いていると批判した。

原告を代表するジャレッド・ウッドフィル弁護士は、ヒューストン地区の共和党トップを務めた人物。病院側は利益追求のために従業員をモルモット扱いしていると主張する。

米雇用機会均等委員会(EEOC)が昨年12月に示した判断によると、企業が職場に復帰したり新たに採用されたりする従業員全員に新型ウイルスのワクチン接種を義務付けることは、身心障害や宗教上の理由がある場合を除いて合法とされている。

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