4歳児が銃弾で負傷、抱きかかえて走った女性警官 NY発砲事件

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女児を救出した際の様子を語るニューヨーク市警の警察官、アリッサ・ボーゲルさん/CNN

女児を救出した際の様子を語るニューヨーク市警の警察官、アリッサ・ボーゲルさん/CNN

(CNN) 観光客らでにぎわう米ニューヨーク市中心部の繁華街タイムズスクエアで8日に起きた発砲事件。現場に駆け付けたニューヨーク市警の警察官アリッサ・ボーゲルさんは、けがをした4歳の女の子を抱きかかえ、人込みを縫って走り抜けた。女の子は脚を撃たれ、できるだけ早く救急車に乗せる必要があった。

ボーゲルさん自身も母親になったばかりだった。

CNNの番組に出演したボーゲルさんは、発砲があった45番ストリートとブロードウェイの交差点に到着すると、現場で同僚2人が撃たれた女性2人の手当てをしていたと振り返る。別の場所で乳児が撃たれていると知らされて、同僚と一緒に駆け付けた。

女の子には別の警察官が付き添っていた。ボーゲルさんは持っていた止血帯を女の子の脚に巻き、ほかに傷がないことを確認すると、子どもを両腕に抱いて走り始めた。

「できるだけ早く病院に搬送したかったので、女の子を抱き上げると救急車に向かって走った」とボーゲルさん。女の子の母親もボーゲルさんの後を追い、一緒に救急車に乗った。

ボーゲルさんは動転していた母親を落ち着かせようと努め、一緒に呼吸を整えようとした。「彼女の娘を助けるために私たちができる限りのことをしていると、ただ分かってほしかった」

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