シナゴーグ連続襲撃、ヘイトクライムとして捜査 米NY市

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米ニューヨーク市でシナゴーグ(ユダヤ教礼拝所)が連続で襲撃を受け、警察が捜査を行っている/NYPD Crime Stoppers

米ニューヨーク市でシナゴーグ(ユダヤ教礼拝所)が連続で襲撃を受け、警察が捜査を行っている/NYPD Crime Stoppers

(CNN) 米ニューヨーク市ブロンクス区にある4カ所のシナゴーグ(ユダヤ教礼拝所)が23日から25日にかけ、計6回の襲撃を受けた。ニューヨーク市警(NYPD)はこのうち4件をヘイトクライム(憎悪犯罪)として捜査している。

NYPDの刑事によると、襲撃のうち2件は23日、3件は24日、1件は25日に起きた。NYPDが容疑者の特定を急いでいる。防犯カメラの映像から、同一人物による犯行とみられる。

同刑事によれば、防犯カメラは容疑者がシナゴーグの建物に向かって石を投げ、ドアの窓を割る場面をとらえていた。6件の襲撃はいずれも深夜から早朝の時間帯に発生したという。けが人は報告されていない。

2回にわたって被害を受けた施設のひとつは声明で、けが人が出なかったことに感謝の意を表する一方、「このような憎悪行為は断じて容認できない」として法による裁きを求めた。

米国最大のユダヤ人団体、名誉毀損(きそん)防止同盟(ADL)のニューヨーク・ニュージャージー地区責任者も、一連の襲撃は「実に衝撃的」な事件だとツイートした。

ニューヨーク州のクオモ知事は25日、「私たちを分断させようとする差別的な行為は一切容認しない」と強調した。

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