大統領就任式で朗読のアマンダ・ゴーマンさん、警備員から「尾行」される 米

大統領就任式で詩を披露するアマンダ・ゴーマンさん/Alex Wong/Getty Images

大統領就任式で詩を披露するアマンダ・ゴーマンさん/Alex Wong/Getty Images

(CNN) 米国初の青年桂冠詩人であるアマンダ・ゴーマンさん(22)は8日までに、5日夜に帰宅した際、「不審に見える」という理由で警備員から「尾行」されたことを明らかにした。

ゴーマンさんはインスタグラムで警備員に後をつけられたことを明かし、「彼は私が『不審に見える』という理由で、ここに住んでいるのかと尋ねてきた。私は自分の鍵を見せて、建物の中に入った。彼は何の謝罪もせずに立ち去った」と説明した。

さらに「これが黒人女性の現実。ある日偶像視されたかと思うと、次の日には脅威とみなされる」ともつづった。

その後のツイートでは「ある意味、彼は正しかった。私は不公正、不平等、無知に対する脅威だから。真実を語り希望とともに歩く者は全員、権力者にとって明白かつ致命的な脅威になる。脅威であることを誇りに思う」としている。

ゴーマンさんは1月21日、バイデン大統領の就任式で自作の詩「私たちが登る丘」を朗読して全米の称賛を集めた。大統領就任式で朗読した詩人としては史上最年少だった。

ゴーマンさんがつづった警備員との接触の場面は、黒人の米国民に対する警察の暴力や攻撃的姿勢を想起させる。米国では相次ぐ黒人の死をきっかけに、「ブラック・ライブズ・マター(BLM)」を含む全国規模の運動が起きた。

米国科学アカデミーの2019年の調査によると、黒人男性が一生のうちに警官の手で死亡する可能性は、白人男性に比べ2.5倍近い。黒人女性の場合、警官によって殺害される可能性は白人女性の約1.4倍に上るという。

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]