バイデン氏の移行チーム、半数近くが非白人 女性は過半数

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バイデン次期米大統領。移行チームに米国の多様性を反映/Angela Weiss/AFP/Getty Images

バイデン次期米大統領。移行チームに米国の多様性を反映/Angela Weiss/AFP/Getty Images

(CNN) 多様性重視を掲げるバイデン次期米大統領が立ち上げた政権移行チームのスタッフは非白人が半数近く、女性が過半数を占める構成となっていることが分かった。

移行チームからCNNに提供されたデータによると、非白人はスタッフ全体の46%、上級スタッフの41%。女性は全体の52%、上級スタッフの53%を占める。

バイデン氏に任命された諮問委員会も非白人が43%、女性が52%の構成。新型コロナウイルス感染拡大に対応する諮問委員会ではメンバー13人のうち9人が非白人、5人が女性だ。

移行チームは先週、連邦政府の各機関で移行準備を進めるスタッフ約500人の名簿を発表した。ここでも女性が過半数を占めている。連邦政府で従来少数派だった非白人、性的少数者、障害者等の割合は、準備スタッフ全体の計40%前後に上るとされる。

バイデン氏は「米国の姿を反映した政権づくり」を選挙公約に掲げ、副大統領候補にはジャマイカ系の父とインド系の母を持つ女性のハリス上院議員を選んだ。選挙陣営の常勤スタッフも、9月時点の発表で46%が非白人、59%が女性だった。

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