故マケイン上院議員のシンディ夫人、バイデン氏支持を表明

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2018年に死去した共和党の重鎮ジョン・マケイン元上院議員のシンディ夫人。今秋の大統領選で民主党候補のジョー・バイデン前副大統領を支持すると明らかにした/Christian Petersen/Getty Images

2018年に死去した共和党の重鎮ジョン・マケイン元上院議員のシンディ夫人。今秋の大統領選で民主党候補のジョー・バイデン前副大統領を支持すると明らかにした/Christian Petersen/Getty Images

(CNN) 2018年に死去した米共和党の重鎮、ジョン・マケイン元上院議員のシンディ夫人は22日夜、大統領選で民主党候補のバイデン前副大統領を支持すると表明した。

シンディ夫人はツイッターへの投稿で「夫のジョンは国を優先するという規範にのっとって生きた。私たちは確かに共和党員だが、それより第一に米国民だ。今回の選挙で米国の価値観を守ってくれる候補者はただ1人、バイデン氏だけだ」と述べた。

「バイデン氏とはいつも意見が一致するわけではない。夫とも何度か熱い議論を戦わせていた。だがかれは善良で誠実な人物だ。尊厳を持って国を導くだろう」「世界史上最高の軍が頼ることのできる最高司令官になるだろう。子どもを戦場へ送り出す気持ちを知っているからだ」とも書き込んだ。

バイデン氏もツイッターを通し、「あなたの支持と友情を光栄に思う」と述べた。

バイデン氏はこれに先立ち、オンラインで開いた資金集めのイベントで、シンディ夫人の支持が得られたことを明かしていた。同氏によると、夫人が決意したきっかけは、トランプ氏がかつて戦没兵らを「負け犬」呼ばわりしたとの報道だったという。

マケイン氏はベトナム戦争で捕虜となり、拷問を受けた時の後遺症を抱えていた。バイデン氏は2015年に病死した長男ボー氏をイラク戦争に送り出した経験を持つ。

シンディ夫人は先月の民主党全国大会に寄せたビデオでも、マケイン氏とバイデン氏が長年、党派を超えた友情で結ばれていたと振り返った。

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