「危険覚悟で街へ入って」、看板で警告 警察予算削減の米都市

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警察予算が削減されたとして街に入るリスクを警告する米テキサス州の看板/Facebook

警察予算が削減されたとして街に入るリスクを警告する米テキサス州の看板/Facebook

(CNN) 米テキサス州の自治体警察協会は17日までに、同州オースティン市に通じる道路沿いに「市内に入るリスクは自ら担って」などと警告する立て看板を2カ所に掲げた。同市の警察予算が削られたことへの対抗措置。

別の看板では「これからの20マイル(約32キロ)区間での支援は限られている」とくぎを刺してもいる。

地元のCNN系列局KEYE―TVによると、市議会は先月、警察向け予算を1億5000万ドル減らした。即座の切り詰め分は2150万ドルともなっていた。削減分は他の部署や社会事業へ回されていた。

この措置に自治体警察協会は反発し、フェイスブック上の声明で「過激な左派におもねる市議会によるむこうみずかつ政治的な行為」と非難。警察予算の打ち切りはオースティン市だけでなく、全米の全ての都市に危険を及ぼすとの意識を高める責任があるとも主張していた。

警察予算の打ち切りを求める声は多数の黒人の死亡に警官が絡んでいる事件が判明した後、全米規模で高まっていた。

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