トランプ氏、陸軍レンジャー隊員に名誉勲章授与へ ISISから人質救出

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トランプ氏は11日、2015年にISISから70人以上を救出した隊員に対し名誉勲章を授与する/Andrew Harrer/Bloomberg/Getty Images

トランプ氏は11日、2015年にISISから70人以上を救出した隊員に対し名誉勲章を授与する/Andrew Harrer/Bloomberg/Getty Images

ワシントン(CNN) 米ホワイトハウスは3日、イラクで2015年に過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」から人質70人以上を救出した作戦にかかわった陸軍レンジャー隊員に対し、トランプ大統領が米軍最高位の名誉勲章を授与すると発表した。

名誉勲章を授与されるのは陸軍上級曹長のトマス・ペイン氏。「際立った勇敢さ」が認められ、今月11日に受章する。

ホワイトハウスの声明によると、ペイン氏はイラク北部キルクークで夜間に実施された人質救出作戦で、共同急襲チームを率いた。

声明では「ペイン軍曹の並外れた勇敢さと無私の行動が、75人の人質を解放するうえで重要な役割を果たした。激しい救出作戦の結果、敵の戦闘員20人を殺害した」としている。

作戦の詳細を知る米当局者は当時CNNに対し、現場一帯を監視したところ、敷地内に掘られた集団墓地が確認されたと明かしていた。救出された人質らの話によると、朝の祈りの後に処刑すると言われていたという。

名誉勲章は米軍で最も名誉ある勲章となる。ホワイトハウスによると、受章者は「称賛に値する行動を紛れもなく示す」ことが必須で、個々の推薦に当たっては、「並外れた勲功の有無を基準に検討する必要」がある。

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